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国籍法改正案通過
投稿日:2008-12-10 :: ニュース
最高裁による今年6月の違憲判決を受け国会に提出されていた、国籍法の改正案は、11月中に衆院を通過して参院の審議に付されていましたが、12月4日法務委員会で、翌5日には本会議で裁決が行われ、ようやく成立しました。

母親かあるいは父親の一方が日本国籍を持っていれば、出生と同時に日本国籍を取得できるのが原則です。最高裁の違憲判決では、日本人父と外国人母から生まれた子どものうち、誕生前に父親の認知を受けていない婚外子のみ、日本国籍を認めないのは違憲という内容。この部分を訂正するだけの法案でした。

解散含みで対立を深める中、今臨時国会で成立させるべき法案の一つとして、合意が成立。当初はすぐにでも成立するかに思われていました。

しかし、衆院の審議途中から、「入国・滞在目的での偽装認知や闇ブローカーによるそのあっせんが予想される」との反対の声が、主にインターネット上で噴出。これに同調する一部国会議員の動きがあり、決済が伸びていました。

なにより、これまで数多くの子どもの立場がないがしろにされていた実態を改めることになる今回の判決や改正は、まさに長年待ち望まれていたものです。
他方、多数の偽装認知が発生するという予測には、数多くの疑問が感じられます。婚姻にもそうでしたが、認知にも偽装が含まれることはあるにしても、国籍法以外の制度で対応すべきでしょうし、その場合には子どもたちの未来や将来について十分に配慮した対応が図られるべきではないでしょうか。