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- 【映画】小さな赤い花
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- チアン、四歳―たった一人の反乱。
なぜ?他の子供たちと違っちゃいけないの・・・?
4歳のチアンは、自分の意思をもった聡明な少年だ。
ある日、彼は父親の仕事の都合で全寮制の幼稚園に預けられることになった。その園内では、良いことをした子供は紙で作った赤い花が貰え、聞き分けのない子供は逆に没収されていく制度があった。
先生や周りの友達に合わせ、「赤い花が欲しい!」と努力をするチアン。だが今まで甘やかされて育ってきた彼はオネショをしたり、着替えも一人でできなかったりと劣等生になっていく。次第に、園の厳しい統制に疑問を持った彼は、周りを巻き込み反抗的な行動を取り始める。先生を妖怪に仕立て上げ、子供たちに広めようとするが失敗し、お仕置きとして独房に入れられてしまう。最初はチアンの行動に賛同していた子供たちも、次第に離れていきチアンは孤立する。そんな状況に耐え切れず、幼稚園を飛び出したチアンが、外の世界で目にしたものは―――。
『北京バスターズ』『東宮西宮』(ビデオタイトル「インペリアル・パレス)などが、中国国内で上映禁止処分となってきたチャン・ユアン監督。現代中国の”今”を、率直に、時に赤裸々に表現し続けており、1994年にはタイム誌の「21世紀の世界の若きリーダー100人」に選ばれるなど、海外での高い評価を受けている。
そんなチャン・ユアン監督の新作『小さな赤い花』は、子供社会を通じ、中国の過剰な教育政策の在り方を、ユーモアを交えながらも、彼ならではの鋭い視点で描き出した作品だ。
本作は、一見のどかな子供たちの日常のスケッチの中から、中国の画一化を計る教育政策が抱える矛盾をあぶり出し、観るものに「真の教育とは何か」を考える機会を与えてくれるだろう。
東京・渋谷、イメージフォーラムにて公開中。10月11日より、大阪、シネ・ヌーヴォにて公開。

- 投稿日:2008-09-16 :: 映画