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【連載】クローゼッツ

みしゅっくの連載読み物記事「クローゼッツ」。世界の民族衣装を紹介するページです。

日本でサリーを着るあなたのために
国・文化圏:世界
南アジアの女性たちがまとうサリー、その美しさに世界中の人が魅せられる。自分でもぜひ着てみたい、と思う人も多いはず。


◆パーティにもおすすめ 
近頃、「パーティや結婚式にどうぞ」と勧めるサリーの店の広告も目にする。ところが、実際に着てみようとすると、日本人の女性には大きなハードルがある。それは、あのお腹の露出部分だ。どうもこの生白いお腹、スースーするし、まわりの人がどうにも賛成してくれない。そんな思いをされたことはないだろうか。この悩みを持つのは日本人女性だけではない。なんと本場の人、インドやバングラデシュの女性もまた、日本では少し厄介な目にあっている。それは見慣れないお腹に注目する日本人の視線。それだけならまだしも、通りすがりにセクハラまがいの行為に出る不埒な男性がいるというのだ。これは一種の文化摩擦だ。

◆使える「着こなしの方言」
 ところでサリーの着方にはいろいろなバリエーションがあるのをご存じだろうか。有名な着方は「ナショナルスタイル」とも呼ばれて、いわば標準語のようなものと考えてほしい。とすればその一方、サリーにも豊かな方言の世界がある。なかにはお腹隠しにうってつけのお薦めスタイルがいくつかある。そのひとつ、グジャラート風(西インド)を紹介しよう。
 腰に巻きつけるまでは標準型と同じだが、左肩から垂らす部分(以下ヒンディー語でパッラーと記す)を、標準型とは反対に右肩からからだの前に出して左サイドに流す方法。パッラーを後ろから前に流す前に、ていねいに折り畳んで美しいドレープを出してほしい。この部分にボーダーがあれば、それも揃うように。より完璧に隠したければ、安全ピンで要所要所を固定してもいい。このスタイルはパッラーが前に来るので、布のいちばん美しいところを、着ている本人も楽しめる。

◆バービーちゃんも…
 地方の着方とは言いながらも、この方法は都会のオシャレな女性にも支持され、バービー・インディア(あの着せ替え人形!)のサリーバージョンのひとつにも採用されている。バービーのお腹もしっかり、美しく隠されている。実はこのグジャラート風、インド人のあいだでも気のきいたお腹隠しの着方になっているようで、女性雑誌の妊婦の装い特集にも取り上げられていた(もちろんマタニティー専門ではない)。
 長い歴史と多様な民族性に育まれてきたサリーには、とても豊かな着こなしの知恵があり、興味がつきない(前村 恵/みしゅっくNo.3号より抜粋)
サリーが手に入るお店を探してみました。

写真提供/夢の丘 お店は下記です
◎夢の丘 http://www16.big.or.jp/~dreamhil/shmin/shmin.htm
03-5311-3678(東京都杉並区西荻北3-16-2)
営業時間:12:00~22:00・定休日はお問い合わせ下さい

◎エム・アイ・ファッション http://www.mi-fashion.jp/
03-5207-6150(東京都千代田区外神田1-16-10ニュー秋葉原センター内1F)
営業時間:11:00~20:00・年中無休

◎印度屋ラダ http://www.indo-ya.com/
06-6636-0390(大阪市浪速区元町1-2-12-1F)
営業時間:14:00~20:00・不定休(ご来店の際には、必ずお電話にて事前に営業時間等のお問い合わせをお願いします)

◎アンティーク沙羅 http://www.shara-japan.com/
082-222-8159(広島市東区牛田早稲田4-7-50-202)
営業時間:10:00~18:00(※完全予約制)


更新日:2008-07-11